甘いのにせつない。
ミモザの香水WS終了しましたー!
ありがとうございました!
今回のオリジナル香水WSは、メインにミモザの香料を使います。
ミモザは春の訪れを告げる花。
その香りを使って作るのは、それぞれの春を迎えに行く香り。
少し未来の、春の只中にいる自分。
笑顔かな?
凛としているかな?
それともほっとしているかな?
どんな色の中に立っているかな?
そんなそれぞれの自分がまとっている香りってどんな香りだと思う?って思い浮かべながら、香料を選んでもらいました。
選んだ香料で、「清楚な感じ」とか、「可愛い、やさしい感じ」とか、「甘くてきゅんとする感じ」とか、「春の気持ちいい風の中に立っている感じ」など、それぞれのイメージをお聞きして、香りを作っていきます。
ミモザの香料はラストノートにあたります。
ミドルノートのお花たちをふんわりつつんで、やさしくまとめあげてくれる香り。
春のほわほわしたあったかい空気みたいな。
同じ10種類の香料から選んで作るのに、
出来上がったのはそれぞれ全く違う香り。
出来上がる過程も愛おしくて。
そのひとのイメージする「春」が少しずつ出来上がっていくのが、本当に「春」を待っているような気持ちになって。
できた香りをそれぞれ感じて、
この人の「春」はこんな感じなんだなぁ〜ってひとつひとつ、感動しました。
今回開催させてもらった、鎌倉のアトリエSHOKUViVOのオーナーの麻生さんも参加してくださいました。
麻生さんの香りは、とっても「甘い香り」。
これまでなんども麻生さんの香りをつくらせてもらって、
その度ごとに香りが違うのだけれど、
今回はこれまでの中でも一番甘くて。
香りのオーダーも、「甘くて、可愛くて、ピンク色のまぁるい感じ」
ってオーダーでした。
イメージに合わせて何度か作ってみて、
香料を足したり、引いたり。
完成したときに思わず出てきたわたしの感想は、「ピンク色のシャボン玉!」でした。
ふんわり、まぁるく広がる甘い香り。
これまで麻生さんが選んできた香料とはまた少し違って。
麻生さんの「春」はこんな感じなんだなぁって。
とってもとっても甘いのに、なぜだかかちょっと切なくなる香り。
きゅってしたくなる香り。
愛おしいって言葉が似合う香り。
こんな香りと出会わせてもらってありがとう、って思ったのでした。
今回お作りできた香りはどれも「春」を思わせる香りで。
それぞれの香りと一緒に春を満喫してもらえるといいなぁって思いました。
ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
これはSHOKUViVOの玄関先の梅♡
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