スカート派?パンツ派?
雑誌の香水の特集を見ていると、時々ファッションとリンクさせているものがありますよね。
「こんなコーディネートには、コレ!」といったような。
ときには、「敢えての●●」のように、セオリーではコレだけど、敢えて外す、といった方法が書かれていたりもします。
ファッションやメイクにある程度のセオリーがあるように、
香水にもセオリーがあります。
だから、「このコーディネートにはコレ!」といった表現や、「敢えて外す」といった提案が成り立ちます。
例えばわかりやすい例でいうと、
パステルカラーのトップスにふんわりしたスカートを合わせたコーディネートだったら、ライトフローラル系の可愛らしい香り。スカートが翻るあたりにワンプッシュ。
あっさりした白シャツにジーンズだったらシトラスタイプの爽やかな香り。第二ボタンまで外した胸元にワンプッシュ。
こんな風な提案ができます。
特別な時だけではなくて、日々身にまとう香水を探すとしたら、スカート派かパンツ派かで選ぶ香水は変わって来ます。
パンツでも、上の例に挙げたように、ジーンズなのか、ワイドパンツなのか。
香りの選択だけでなく、つける場所も、違って来ます。
私は香水を下半身につける提案をよくするのですが、ぴったり脚全体を包むスキニータイプのジーンズだとそれはできないし、
スカートでもロングスカートなのか、ミニスカートなのかでも魅力的な香らせ方は変わってきます。
そしてそれに、選んだ香りのタイプによっても、つける場所は変えた方がいい。
よく、「メイクはヘアスタイルを整えて服を着てから」と言うけれど、
「香水はヘアスタイルと服とメイクと全部終わってから」が基本だと思っています。
(★全部終わって鏡を見て、(複数香水を持っている場合は)どの香りを合わせようか、考える。香水を手にしたら、どこに香らせるのが一番魅力的に香るかな、と考えながら香りをまとうと、その香水と自分がぴったり合ったまとい方になるのでおすすめです★)
もちろん明確なルールはないし、自由に楽しんでいいと思うのだけれど、
「メイクの基本」や「ファッションの基本」といった本がたくさん出ているように、「基本」がわかった方が、「応用」も楽にできるし、結果、自分を表現する方法にたどり着くのが早くなる、というのが私の考えです。
あなたはスカート派?それともパンツ派?
そしてそれに、どんな香りを合わせたいですか?
今回開催する、ファーストフレグランス調香レッスンでは、
自分に合った香りのタイプを知った上で、日々のライフスタイルに合わせた自分にぴったりの香りのまとい方を知ることができます。
もちろん、選んだ香水のタイプがセオリーと違っていても、大丈夫です。
どんな組み合わせでも、ちゃんと魅力的に香らせることができます。
自分にぴったりのまとい方が知りたい!という方はぜひ、2月29日の講座にいらしてください。
2月29日(土)開催、ファーストフレグランス調香レッスンでは、香りの成り立ちや仕組みを調香レッスンを通じて学び、さらに自分に合った香りの選び方やまとい方を学べるレッスンです。
自分にぴったりの香りのまとい方は・・?と思った方は、ぜひご参加ください。
YouTubeでも、「調香師・優香の香水講座」として色々な内容の情報を配信しています。
"スカートの3タイプに合わせたまとい方"や、"ニットに合わせたまとい方"など。
一つの香りでも、色々な方法で合わせるとまた違った印象になります。
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