見るチカラ、産み出すチカラ。
ふたりの勢いと熱量。
だって、作っているのは、自分の望む「未来」。
できあがっていくイメージも、全く異なってて面白いの。
イメージを重ねていくえりちゃん。
言葉でイメージを補完していくまおさん。
はみだすえりちゃん。
まっすぐしゃきーんなまおさん。
そこから生み出されていく香りがまた面白くて。
「広い世界を見たい」と言ったまおさんの香りのイメージはカレイドスコープ(万華鏡)。
いろんな香りがキラキラ光りを放って広がっていく感じ。
これまでの香りのイメージは封印。
新しい香り。
主催のえりちゃんは2種類の香りを制作。
ひとつは、「満ちる香り」。
体感で、「これ身体がギュンってなった!」って選んだ香り。
もうひとつは、「ポップで可愛い香り」。まるでえりちゃんの描く絵そのものの香り。
「満ちる香り」と、「可愛い香り」は、メインの香りのセレクションは全く同じなのに、バランスが異なるから、全然違う香りになった。
えりちゃんの持つ、2面性そのままの香り。
もうひと方の未来の香りは、ローズ推し!
ビジョンボードを見ながら選んでもらった香りの中で、とにかくローズに反応!
結果、ローズと複数の香りを組み合わせて、彼女だけのローズの香りが完成。
「薔薇色の未来だね〜」って言いながらできた香り!
ビジョンとか未来って、「見る」って表現をする。
それを、ビジョンボードや写真で目の前で実際に「見る」ってことは、もう叶ってる、現実になっているそれを「見る」ことだと思うの。
そしてそれを「香りにする」ってところがとってもトリッキーだと思っていて。
視覚で捉えたものを、嗅覚っていう、5感の中で最も本能に直結しているといわれている感覚で仕立て直すの。
その香りを嗅ぐごとに、自分の見た未来を感覚で捉えることができる。
ほぼ無意識に。
それが、未来香水。
しかも、自分が「好き」って思う香りって、自然とカラダが緩むから。
見た未来に「向かわなきゃいけない」じゃなくて、「勝手に向かってる」ってなるんだ。
自動操縦。
今回、産み出されたのは、未来からやってきた4種類の香り。
未来香水はタイムマシンです。
こんな未来がいいなーって、産まれてきた香りたち。
わたしがオリジナル香水が好きなのは、誰かといっしょに産み出せるから。
わたしひとりではできないことを、いっしょにさせてもらう。産み出すチカラをもらえるの。
ありがとう!
未来、楽しみだねーー♪
未来香水HPフォトギャラリーはこちらから。
旅する調香師Yuka
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